キングダム

壁将軍は史実に実在?無能で弱い雑魚キャラで最後まで活躍なし?

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壁(へき)将軍と言えば、キングダムの中では雑魚キャラ扱いを受けています。

ぴよ吉
ぴよ吉
主人公の信に「壁(へき)のあんちゃん」って親しまれてるキャラだよね!

味方ポジションでありながらも、その活躍ぶりは最後まで無能で弱いなどと酷評のようです…。

キングダムといえば、史実に基づいたキャラクターも、オリジナルキャラクターも登場する作品となっています。

壁(へき)将軍は史実に登場した実在の人物なのでしょうか?

もし実在したとしたら、一体どのような人物だったのか気になりますよね。

今回は無能で弱い雑魚キャラといわれる壁(へき)将軍が実在したのか、最後まで本当に活躍していなかったのかについて調査して参りました♪

 

【キングダム】壁将軍は史実に実在?

キングダムの舞台は中国の春秋戦国時代。

原作者の原泰久先生はあるインタビュー記事で…。

ご存知の方もいるかも知れませんが、僕が今描いている漫画『キングダム』は、この「漢文大系」にも収録されている『史記』という中国古典を元に創作しています。
~中略~
そうして作り上げた自分なりの『史記』の解釈を元に描いたデビュー作が、『キングダム』なのです。

引用元:https://www.meijishoin.co.jp/news/n24954.html

このように答えています。

中国古典の史記を元にオリジナリティを交えつつ、作り上げたのがキングダムなんですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
それじゃあ、もし壁将軍が史実に実在していたのなら、史記に名前があるはず!

史記の情報を調査すると…壁将軍という人物は史記に登場しないことが分かりました。

 

壁将軍は史実上に実在しなかったキャラ!

史記に名前がなかったことから、壁将軍は史実上、実在しなかったということになります。

原作者の原泰久先生が、自分なりに史記を解釈して作り出したオリジナルキャラクターということですね。

ぴよ吉
ぴよ吉
壁将軍以外にも史実上に実在しなかったオリジナルキャラクターはたくさんいるよ!

史実上は実在しなかった壁将軍ですが、実は史記の中に「壁将軍」の文字が記述されているところがあったんです。

ぴよ吉
ぴよ吉
えっ?実在した人物じゃないのに、どうして史記に名前が載ってるの?

 

史記には壁将軍の一文が登場している!

壁将軍が史実上実在しなかったことは分かりましたが、一文だけ「壁将軍」という文字が史記の中に登場しています。

ぴよ吉
ぴよ吉
えっ!?史実上の人物じゃないのに?

その一文は、「將軍壁死」。

ぴよ吉
ぴよ吉
将軍壁、死…?えっ、壁将軍が敵に負けちゃったってこと?

並んでいる漢字から一見、そのように解釈してしまいますよね。

実はこれにはちょっとしたエピソードが含まれています。

『キングダム』の元になっている歴史書『史記』内に「将軍壁死」という記述があり、原先生はこれを「壁将軍が死んだ」と解釈していました。
そのため、壁は第2巻から名前つきで登場し、第35巻で将軍になったのです。
しかし、連載中に「壁死」が「城壁内で戦死」という意味にも取れることが分かり、壁は将軍になった上で死を回避しました。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/60dc0a9bb66100c361283b8c17c240722cdced0f

『壁将軍が亡くなった』という解釈と、『戦いの最中に城壁内(または砦)で亡くなった』という二つの解釈が出来たんです。

ぴよ吉
ぴよ吉
壁将軍って、人物かと思っちゃうもんね!

原泰久先生がインタビューでも答えていたように、自分なりに史記を解釈して作品を作り上げたと分かるエピソードですよね。

史実には実在していなかった壁将軍でしたが、その名前だけは確かに登場していたことが分かりました。

 

【キングダム】壁将軍は無能で弱い雑魚キャラで最後まで活躍なし?

豪傑キャラや知性キャラが多いキングダムの中では、壁将軍は弱い雑魚キャラ扱いを受けています。

戦闘力が高い訳でもなければ、頭脳が優れている訳でもありません…。

敵軍に大切な兵糧を燃やされて、兵たちの士気を落としてしまって、落ち込むシーンもありましたよね。

そういったエピソードから無能だと酷評を受けてしまうのも仕方ないように思えますが…。

強さはともかく、原作でも仲間たちからもイジられる愛されキャラですよね♪

ぴよ吉
ぴよ吉
面倒見の良い優しいキャラクターだから好きなんだけどな~!

 

壁将軍は他のキャラに比べると無能で弱い?

戦闘力も知性も他のキャラに比べると、圧倒的に能力の低いキャラクターとして認知されています。

ぴよ吉
ぴよ吉
他のキャラクターがずば抜けて強いするから、仕方ないような気もするけど…。

キングダムには多くの豪傑や知性キャラが登場しますよね。

壁将軍が無能で弱いと言われる理由としては、他のキャラが強過ぎることが一番の原因だと思われます。

しかし、壁将軍の面倒見の良い性格や、コツコツ努力をして昇進していく姿がファンの中では好評なんです。

メインキャラクターの立ち位置ではないけれど、名脇役として親しまれているようですね。

 

鄴攻め編では最後の活躍で雑魚キャラ卒業!

壁将軍は最後まで活躍できずに終わってしまうのでしょうか?

名脇役キャラとして親しまれている壁将軍の一番の活躍といえば…鄴攻め編

戦いの最中、舜水樹によって兵糧が燃やされてしまい、壁将軍たちは意気消沈してしまいます…。

ぴよ吉
ぴよ吉
敵に追い詰められて大ピンチのシーンだったよね!

しかし、フィゴ族のダントと協力し、犬戒王のロゾを倒すことに成功!

壁将軍一人だけの見せ場ではありませんでしたが、ダントとの絆を感じさせるシーンに感動したファンも多いようです♪

無能で弱いと言われていた壁将軍の、まさに汚名返上の活躍シーンでした!

 

まとめ

壁(へき)将軍は史実上、実在しなかった人物でした。

しかし、史記の中には確かに壁(へき)将軍の一文が記述されていました。

原作者の原康久先生がその一文から壁(へき)将軍というキャラクターを作り出したことが分かっています。

無能で弱い雑魚キャラ扱いを受けていた壁(へき)将軍ですが…。

面倒見の良い性格や努力する姿と活躍から、名脇役キャラとしてファンに親しまれていますよね。

とはいえ、このまま最後まで活躍しないのではないかと、不安に思ったファンも多いのではないでしょうか。

鄴攻め編ではダントと協力して、最後にロゾを倒した活躍から、無能で弱い雑魚キャラ扱いは卒業できたと思います。

史実上に実在しないオリジナルキャラクターですが、今後も名脇役キャラとして、キングダムに欠かせない存在になっていくこと間違いありませんね♪