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キルアがゾルデック家で特別な理由は?母や兄弟に溺愛される意味!

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作者の冨樫先生がTwitterを始めて、再び話題沸騰中のHUNTER×HUNTER。

原稿の一部に雷のような表現があったことで「キルア再登場フラグか!?」と熱狂的なファンの間で騒がれていました。

キルアといえば、殺し屋ゾルディック家の中でも特別扱いされていますよね。

それに、母や兄弟から溺愛されていて、その様子はかなり異質で異常。

ここまで特別視される理由や、家族からの溺愛には一体どんな意味があるんでしょうか?

確かにキルアって家族から異常なほどの愛着を向けられてるよね…かなり重そう

この記事では、そんなキルアがゾルディック家で特別扱いされている理由や、母や兄弟に溺愛される意味について解説していきます!

 

キルアがゾディアック家で特別扱いされる理由は?

暗殺一家ゾルディック家は

  • 祖父 ゼノ
  •  父 シルバ
  •  母 キキョウ
  • 長男 イルミ
  • 次男 ミルキ
  • 三男 キルア
  • 四男 アルカ
  • 五男 カルト(公式キャラクターブックでは「男?」表記)

の構成です。

※他にもキルアの祖母やゼノの祖父・マハなどがいますが、未登場であったり、ゾルディック家の家族関係を示すエピソードには登場しなかったりするのでこの記事では触れていません。

キルアは末っ子じゃないんだね!愛され方は末っ子っぽいけどね

キルアの母や長兄のイルミは、キルアに対して粘着質な愛情を向けています。

ゼノや弟のアルカ(キルア自身はアルカを「妹」として扱っています)からも、とにかく愛されているキルア。

家族から特別な愛情を向けられているキルアが持つ優れた才能や、ゾルディック家らしいその風貌について見ていきましょう!

 

特別扱いの理由はキルアの優れた才能!

キルアの初出はゴンが第287期ハンター試験を受けたとき。

この時、他のハンター候補者から毒入りジュースを飲まされても、訓練しているから毒は効かないと言い放ちました。

また、生まれたときから暗殺者としてのエリート教育を施されていたため、強力な電気を浴びることにも慣れていると後の修行時に発言しています。

まだ少年であるにも関わらず相当な場数も踏んでおり、ゾルディック家史上随一の才能の持ち主との評価!

第288期のハンター試験ではたった1人だけの合格者だったから実力は確かだよね

持って生まれた才能と、生まれたときから受けている英才教育によってゾルディック家を継ぐに相応しいと一目置かれているほどなのです。

アルカも、キルアに才能があるから好きなのかな

アルカに関しては後述しますが、一族の中で唯一味方になってくれたのがキルア。

そのため、才能云々ではなく、純粋に親愛の情があるのでしょう。

いずれにせよ、ゾルディック家において家族から一目置かれ、愛されているのには間違いありません。

 

母と兄弟にはないゾルディック家らしい風貌!

ゼノ、シルバ、キルアと3人が並ぶと親子3世代の血縁関係を強く感じますよね。

イルミはゾルディック家執事のツボネ曰く母親似ですし、ミルキ、アルカ、カルトもあまり父親に似ていません。

ミルキ以外は、キルアを実力的に後継者に相応しいと認めていますが、実力だけでなくゾルディック家らしい風貌も愛されている要因の1つなのかもしれないですね。

3人の共通点として目立つのは、銀髪。

母のキキョウにはゾルディックの血が流れていませんので、5人兄弟の中で唯一銀髪で産まれたキルアに、ゼノとシルバの才能が受け継がれていると家族は考えているのかも…。

イルミの方がゾルディック家のために貢献してるのにね〜

充分に実力が高いイルミが、わざわざキルアをゾルディック家に留めておきたがるのはキルアの方が後継者に相応しいと考えているからなのでしょう!

 

キルアが母親や兄弟に溺愛される意味!

才能に溢れていて、一族の中でも特別視されているキルア。

ゾルディック家の中におけるキルアといえば、家族から向けられている愛情も特別ですよね。

母やイルミは愛情というより…執着?

母は末っ子のカルトを傍らに置いていることが多いですが、直接言葉や態度に出して気にしているのは明らかにキルアの方。

キルアが家に留まらずに外の世界に出ようとしていることもあり、余計に繋ぎ止めておきたいように見えます。

イルミに至っては自分の念能力を惜しみなく使って、洗脳しにかかってきているほど。

このように、特に母・キキョウや兄・イルミから溺愛されていますが、そこにはどんな意味があるのでしょうか?

 

キルアが溺愛される意味はアルカの能力目当て!

アルカはキルアのすぐ下の弟(キルアだけが妹扱い、他の兄弟は弟扱いしています)。

このアルカ(ナニカ)、かなり特異な能力を持っているためゾルディック家の地下に幽閉されているほど。

どんな願いごとでも叶えてくれる代わりに、その願いごとが大きければ大きいほど大量の犠牲者が出るのです。

ゾルディック家の誰からも家族として扱われていないアルカ(ナニカ)ですが、キルアだけは違います。

キルアはアルカを可愛がっており、アルカ(ナニカも)キルアのことが大好き。

この2人はお互いを大事に想っていて、ナニカを「それ」呼ばわりしたイルミがキルアにブチ切れられる一幕もありました。

あのキレっぷりは凄かったね…

一族が滅ぼされかねない、あまりにも強力すぎる力を持つアルカ(ナニカ)。

イルミはキルアがアルカ(ナニカ)の能力に隠された裏ルールを知っていることにも気がついています。

キルアを洗脳して自分の手中に収めることでその未知数の力を自分のものにしたかったのでしょう。

アルカ(ナニカ)を思い通りに操れるようになれば、ゾルディック家が危険に晒されることもありません。

アルカ(ナニカ)の能力目当てでキルアはここまで溺愛されているのかな?と考えられます。

 

ゾルディック家の母と兄弟は愛情が歪んでいる!

ゾルディック家において、ゼノは真っ直ぐにキルアに甘いとされていますよね。

そして、次男のミルキは特別視されているキルアに対して面白くない感情があるのか、過剰な愛情を向ける他の家族とは違い、比較的淡々と接しています。

問題は、母とイルミ。

この2人から向けられる愛情は、とにかく歪んでいて不気味です。

母・キキョウは、一家の集合写真ではしゃがみこんでキルアだけを両手で抱いて写っています。

弟たちがいるのにも関わらずキルアにベッタリで、昔から兄弟たちの中でキルアを可愛がっているみたいですよね。

キルアに顔を刺されたときも、その成長ぶりに感激して涙を流すほど。

イルミは頻繁に登場することもあり、その歪んだ愛情がよく描かれています。

キルアに針を刺して洗脳していたのは、印象に残っているエピソード。

洗脳するなんて、利用したいだけで愛情じゃなくない!?

使える駒として見ているだけだという見方もあると思いますが、個人的には愛情が歪んでいるのかな?と想っています。

相手のことを想う愛情ではなく、どんな状態でもいいから(以前イルミはキルアが木偶になっても構わないと発言しています)手元に置いておきたいという独りよがりな愛情。

キルアがどう思うかは関係なく、一方的で歪んだ愛情を母や兄弟は持っているのでしょう。

 

まとめ

今回はHUNTER×HUNTERに登場するキルアにスポットを当て、ゾルディック家で特別視されている理由と母や兄弟から溺愛される意味を考察していきました。

ゾルディック家の後継者らしい、銀髪や眉。

そして読者も納得の殺し屋としてピカイチの才能

一族から可愛がられるには充分ですよね。

アルカ(ナニカ)の能力目当てにされているところもありますが、とにかく母や兄弟からの歪んだ愛情を一身に受けています。

幼い頃から過酷な環境に置かれていたわりには天真爛漫なキルア。

そんなところも、キルアが人気キャラクターである理由でしょう。

HUNTER×HUNTERの連載が再開されるのでは!?とファンの期待が高まっていますが、再開した暁には、キルアも登場してほしいですね!

それまで、根気強く(笑)連載再開を待ちましょう♪